40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

インドネシアが米中けん制、外相「対立に巻き込むな」

発行済 2020-09-09 00:28
更新済 2020-09-09 00:36
© Reuters. インドネシアが米中けん制、外相「対立に巻き込むな」

[ジャカルタ 8日 ロイター] - インドネシアのルトノ外相は8日、米国と中国に対して「われわれは米中の競い合いに巻き込まれたくない」と述べ、東南アジアへの影響力を巡る両国の競争を巡ってけん制した。ロイターのインタビューに応じた。

今週は域内外相との主要な会談を控え、米中の外相との会談も予定されている。

南シナ海で今年に入って軍事活動が盛んになっているほか、米中は非難の応酬を繰り広げており、東南アジア諸国では域内で軍事衝突が起きる危険性が増しているとの不安が高まっている。

米国のポンペオ国務長官と中国の王毅国務委員兼外相はそれぞれ、東南アジア諸国連合(ASEAN)の同調を求めるため域内の外交を強化している。

ルトノ外相はASEANが断固として中立的立場を維持しなくてはならないと強調した。

南シナ海を巡っては、中国がほぼ全域を自国の領海と主張しているほか、ベトナムとマレーシア、フィリピン、ブルネイが一部海域の領有権を主張している。

米国は今年、中国が海域を主張する領域で「航行の自由」作戦を展開。2014年以来初めて域内に空母2隻を送り込んだほか、潜水艦や偵察機を編成した。

中国もまた、中距離弾道ミサイル4発を南シナ海に発射するなど、軍事演習を強化している。

ルトノ氏は南シナ海で軍事活動が活発になっていることや米中の対立について「憂慮している」と懸念。ASEANが先月に出した共同声明では、加盟国が団結していることや米中どちら側にもつかず平和を追求する姿勢を示すと表明した。

ルトノ氏はまた、ミャンマー政府の迫害を受けイスラム系少数民族ロヒンギャ難民がインドネシアに逃れてきた問題について、ミャンマー外相と話し合うと説明。「難民が安全に、自主的に帰還できるようミャンマー政府と対話を続けることが非常に重要だ」と話した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます