[台北 7日 ロイター] - 台湾財政部が発表した11月の輸出は、前年同月比12.0%増の319億9000万ドルだった。増加は5カ月連続。在宅勤務やスマートフォンの新製品発売により海外からエレクトロニクス製品への需要が高まった。
輸出額は月次として過去2番目の水準だった。
ロイターのアナリスト調査の予想は8.4%増、10月は11.2%増だった。
財政部は、次世代通信規格「5G」通信ネットワークやテレワークなどの新技術が輸出の伸びに寄与したとの見方を示した。
スマホの新製品の販売が好調なことにも言及した。9月にはアップルが5Gスマホを発売している。
通信関連製品の輸出は前年比18.5%増で月次で過去最高。
対米輸出は17.7%増、対日は2.3%減だった。
財政部は、12月の輸出は前年比7─9%増で、年間では過去最高になるとの見通しを示した。
11月の輸入は10.0%増。エコノミスト予想は0.3%増、10月は1%減だった。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201207T100148+0000