[マドリード 23日 ロイター] - スペインのイラ保健相は23日、26日から米ファイザーが独ビオンテックと開発した新型コロナウイルスワクチンを毎週35万回分受け取ると発表した。
第1弾は中部グアダラハラに送られ、27日に接種が始まる。その後、人口に占める高リスク者の比率に応じ、他の地域に配布されるという。
3月半ばまでにファイザーから約460万回分のワクチンが供給される見通し。
スペイン政府は、国民約4700万人中1500万─2000万人が来年上半期にワクチン接種を受けることを目指す。
スペインのコロナ感染者数は累計184万人超、死者は5万人に迫っている。過去14日の新規感染者数は10万人当たり約254人と、10日前の200人弱から増加している。