[香港 25日 ロイター] - 香港当局は中国本土以外からの入境者の強制隔離期間を14日間から21日間に延ばし、過去21日間に南アフリカに滞在した人の渡航を禁止すると発表した。新型コロナウイルス変異種の拡大を防ぐ狙いがある。
香港当局は既に21日から英国からの航空便の受け入れを停止しており、23日には英国から香港に帰った学生2人が変異種に感染したもようだと明らかにした。
当局の発表によると、過去21日間に中国本土を除く海外での滞在歴がある渡航者は入境後、指定ホテルで21日間の隔離が義務付けられる。
香港政府の報道官は変異種の潜伏期間が14日よりも長いという例外的なケースでも流入を阻止するために断固たる措置を講じると説明した。