[28日 ロイター] - 米オハイオ州コロンバスで先週、白人警官が武器を持たない黒人男性を射殺した事件を受け、同市の公安トップは28日、この警官を免職処分にすると発表した。
事件は22日未明に発生。民家の車庫で黒人男性のアンドレ・モーリス・ヒルさん(47)がアダム・コイ警官に銃で撃たれ、死亡した。
事件を調査した警察トップはこの警官の行為について「殺傷能力のある武器の不当な使用」であり、ヒルさんは「無分別な暴力」行為の被害者だと結論付けた。その上で、警官に「重大な不正行為」があったとして免職を勧告していた。
市の公安トップ、ネッド・ペタス氏は声明で「アダム・コイの行為はコロンバスの警察官の宣誓や、われわれおよび地域社会が警察官に求める基準に沿うものではない」と述べた。
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