[ワシントン 14日 ロイター] - 米エネルギー省は14日、2015年と18年に成立した法律に基づき、戦略石油備蓄から最大2000万バレルを放出する計画を明らかにした。
15年に成立した超党派予算法と18年に成立した包括歳出法案は、2021年度中に1000万バレルを若干上回る水準の備蓄売却を義務付けている。
さらに、テキサス州とルイジアナ州の備蓄近代化の費用として、最大4億5000万ドル相当の石油売却が認められており、追加で1000万バレルを放出する可能性があるとしている。
今後需給状況を見極め、売却の時期や規模を決定するとしている。
現在の備蓄は6億3800万バレル超となっている。