[ミラノ 14日 ロイター] - 14日に心臓に問題が生じたとしてモナコの病院に収容されたイタリアのシルビオ・ベルルスコーニ元首相(84)が、「体調は良好」との声明を発表した。
ベルルスコーニ氏は2016年に心臓手術を受けたほか、前立腺がんから快復した経緯がある。また昨年9月には新型コロナウイルスに感染して入院し、生還している。
元首相は声明で、「体調は良好。主治医の慎重な対応により、いくつかの検査を受けるため入院する必要があった」と述べた。
同氏は現在も中道右派の野党フォルツァ・イタリアの党首を務めており、「この国難の時に当たり、スタッフと緊密に連絡しながら通常通りの活動を続けている」と述べた。