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イラン、遠心分離機新たに稼働 核合意離れ進む=IAEA

発行済 2021-02-03 03:32
更新済 2021-02-03 03:36
© Reuters. イラン、遠心分離機新たに稼働 核合意離れ進む=IAEA

[ウィーン 2日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)は、イランがウラン濃縮用遠心分離機を新たに稼働させ、2015年の核合意に一段と反する動きを見せていると明らかにした。

© Reuters. イラン、遠心分離機新たに稼働 核合意離れ進む=IAEA

ロイターが2日に入手したIAEAの報告書によると、イランは遠心分離機「IR2m型」174台を連結したカスケードの設置を完了し、1月30日に6フッ化ウランガス(UF6)の注入を開始。IAEAはその後、カスケードの稼働を確認した。

核合意では、旧式のIR1型遠心分離機のみ使用が認められている。イランは昨年、IR2m型カスケードの稼働を開始。12月には新たにカスケード3基を設置すると表明していた。

IAEAは、残り2基のカスケードのうち1基はすでに設置が始まっており、もう1基の設置も「完了間近」とした。

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