[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米国時間の原油先物は2%上昇し、一時1年ぶり高値を付けた。主要産油国が減産合意をおおむね順守していることを好感したほか、米追加経済対策への期待も相場を支えた。
北海ブレント先物の清算値は1.11ドル(2%)高の1バレル=57.46ドル。取引時間中には58.05ドルまで上昇し、昨年1月以来の高値を付けた。
米原油先物は1.21ドル(2.3%)高の54.76ドル。一時は1年ぶり高値の55.26ドルを付けた。
ロイターの集計によると、石油輸出国機構(OPEC)加盟国の1月の産油量は7カ月連続で増加したものの、増加幅は予想より小幅にとどまった。