[ワシントン 2日 ロイター] - 米議会は2日、1兆9000億ドルの予算措置の審議入りに向けた動議を民主党の賛成多数で可決した。
動議はまず上院を賛成50票、反対49票で通過。続いて下院を賛成216票、反対210票で通過した。共和党から賛成票を投じる向きはなかった。
これにより審議が開始され、民主党が共和党の反対を押し切って経済対策を可決させる道が開けた。
共和党は経済対策の規模に異議を唱えているが、バイデン大統領は2日民主党上院議員との会合で、修正には前向きだが共和党の対案は不十分との認識を示した。