[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米国時間の原油先物価格は上昇した。堅調な米経済指標、在庫減少、協調減産の継続などが要因。
清算値は北海ブレント先物が0.38ドル(0.65%)高の1バレル=58.84ドル。一時は2月21日以来の59.04ドルを付けた。米WTI先物も0.54ドル(0.97%)高の56.23ドル。
アゲイン・キャピタル・マネジメントのパートナー、ジョン・キルダフ氏は、4日発表の昨年12月の製造業新規受注が堅調だったほか、米新規失業保険申請件数が前週から改善したことが原油価格を押し上げたとし、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国で構成する「OPECプラス」の現況と合わせて、市場が引き締まるとの見方が強まったと話した。