[メルボルン 18日 ロイター] - テニスの四大大会初戦、全豪オープンは18日、メルボルンで女子シングルス準決勝を行い、第3シードの大坂なおみは、第10シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)に6─3、6─4で勝利した。
大坂は試合最初のゲームでブレークを許す展開に「立ち上がりに多くのエラーをしてしまいナーバスになった」と振り返ったが、ペースを取り直し5ゲームを連取して第1セットの獲得につなげた。
第2セットでは逆に最初のゲームで大坂がブレークに成功したものの、セリーナもブレークバックに成功。4─4からの第9ゲームでセリーナがダブルフォールトを犯すミスが出ると、大坂がブレークしてそのまま押し切った。
2018年の全米オープン決勝と同じ顔合わせになったこの試合は、新型コロナウイルスへの対策として行われた5日間のロックダウンに伴う無観客が終了し、観客の入る最初のゲームになった。
20日の決勝では、大坂は第22シードのジェニファー・ブレイディ(米国)─第25シードのカロリナ・ムホバ(チェコ)の勝者と対戦する。
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