[ワシントン 26日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のジェフリー・オカモト筆頭副専務理事は26日、特別引出権(SDR)の活用について、透明性を高め説明責任を明確化する方法を提案すると明らかにした。
オカモト氏はツイッターへの投稿で、SDRの新規配分は全加盟国の外貨準備を拡大させると指摘し、貧困国が利用可能な手段の中で「他のどれよりもはるかに優れた選択肢」との認識を示した。
「IMFはSDRの一般的な配分に関する提案を求める主要20カ国・地域(G20)の要請に対応する」とし、「各国が新規配分により最大の恩恵を受けられるようSDRの配分・取引に関して透明性と説明責任を改善する方法を提案する」と表明した。