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米、インフラ整備に今後10年で2.59兆ドル必要 土木学会が試算

発行済 2021-03-03 15:18
更新済 2021-03-03 15:27

[ワシントン 3日 ロイター] - 米国土木学会(ASCE)は3日、国内のインフラ整備のために今後10年で新たに2兆5900億ドルが必要だとの試算を公表した。

バイデン大統領は数週間以内に大規模なインフラ投資案を公表する計画。トランプ前大統領やオバマ元大統領も国内の老朽化したインフラの整備に向け新規の投資案を策定したが実現できずにいた。

ASCEは4年に1度発表する報告書で、官民合わせたインフラ投資額を2025年までに国内総生産(GDP)比で2.5%から3.5%に引き上げる必要があると指摘している。

ASCEのトーマス・スミス氏は「早急に対応しなければ、経済損失が膨らみ、消費者、企業、製造業のコスト負担が増加し、われわれの生活水準も低下する恐れがある」と指摘した。

インフラ投資を大幅に引き上げなければ、2039年までに米国の経済損失は10兆ドルに達し、輸出は2兆4000億ドル減少し、300万人の雇用が失われるとしている。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210303T061817+0000

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