[ワシントン 12日 ロイター] - 米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は12日、記者団に対し、来週に予定する中国との外相級高官協議では、米国側は中国の香港に対する行動や技術に関連した安全保障上のリスクへの懸念を伝えると明らかにした。
12日の日米豪印の4カ国首脳会談で懸念が示された中国による「豪州支配」や「インド国境への侵略」についても、米中協議で取り上げる予定だとした。
サリバン氏はまた、米中協議では貿易は中心的な議題にはならないが、米国は国家の安全保障あるいは価値観に反する形で技術が使われないための措置を講じる方針であることを中国側に伝えると語った。