[ベルリン 22日 ロイター] - ドイツのマース外相は22日、トルコは欧州評議会の「女性への暴力およびドメスティックバイオレンス(DV)防止条約」から脱退したり、少数民族クルド人系野党、国民民主主義党(HDP)を解党させたりすることで誤ったメッセージを欧州連合(EU)に送っていると指摘した。
EU加盟国外相会合のためブリュッセル入りしたマース外相は、トルコとギリシャの長年の懸案である東地中海問題では改善の兆しがみられるとし「トルコには光と影がある。きょうはこうしたトルコからのまちまちなシグナルについて話し合う必要がある。今続いている対話を利用し、われわれが誤ったシグナルと考える問題に対応していく」と語った。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210322T102234+0000