💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

イスラエル総選挙、ネタニヤフ氏の右派優勢 勝敗つかず=出口調査

発行済 2021-03-24 09:05
更新済 2021-03-24 09:09
© Reuters. イスラエル総選挙、ネタニヤフ氏の右派優勢 勝敗つかず=出口調査

[エルサレム 23日 ロイター] - イスラエルで23日行われた国会(定数120)総選挙の開票が始まり、現地テレビ局の出口調査によると、ネタニヤフ首相率いる与党右派「リクード」が第1党を維持したが、リクードと組む宗教政党も合わせた右派勢力は過半数を確保できなかった。

リクードは31─32議席を獲得したもようで、ラピド元財務相の中道「イェシュアティド」は16─18議席を得て第2党となった。同党を含む中道左派勢力は選挙戦でネタニヤフ氏の汚職疑惑や新型コロナウイルス対応のまずさを強調し、予想より善戦したが、過半数には届かなかった。

イスラエルは政治の停滞が続いており、ここ2年で4回総選挙が行われた。今回の選挙結果を受けて、今後は連立協議が焦点となるが、まとまらずに総選挙を再び実施する可能性もある。

© Reuters. イスラエル総選挙、ネタニヤフ氏の右派優勢 勝敗つかず=出口調査

2009年以降連続で政権を率いてきたネタニヤフ氏はソーシャルメディアで右派とリクードにとって「大きな勝利」だと宣言。ただ、首相が続投できるかどうかはネタニヤフ政権で国防相を務めたことがあるベネット氏の右派政党「イエミナ」が鍵を握りそうだ。

ベネット氏は中道左派勢力を率いるとみられるラピド氏とは組まない考えを既に明確にしているが、ネタニヤフ氏に協力するかどうかも明言していない。

同氏は出口調査の結果発表後、ネタニヤフ氏から電話があり、最終結果を待ってから今後の動きを決める考えを伝えたと明らかにした。ネタニヤフ氏の報道官によると、同氏は保守系の協力政党にも電話し、「頑強で安定した右派政権」に加わるよう求めた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます