[ブリュッセル 24日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は24日、ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部を訪問し、米国はNATO同盟国に米中のどちら側につくのか選択を迫るようなことはしないと述べた。ただ、西側諸国は民主主義が権威主義に勝ると示す必要があると述べた。
ブリンケン氏は「可能な分野で中国と協力できる」とし、気候変動への対応で中国との協力が必要との認識を示した。
一方、中国は国際貿易の秩序を乱していると非難。「米国と同盟国が共有する国際的なシステムの規則と価値を阻害しようとしている」とし、「国際的な秩序に対する前向きなビジョンの実現に向け、われわれが力を合わせれば、いかなる公平な競争の場でも中国に勝てる」と述べた。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210324T190513+0000