[ロンドン 26日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のテンレイロ委員は26日、経済見通しは改善しているとの見方を示しながらも、中銀は年内は一段の刺激策を実施する必要がある可能性があると述べた。
テンレイロ委員は講演で「下方リスクは縮小しているが、年内により緩和的な政策が必要になると想定される複数のシナリオはなお存在している」と述べた。
この日は、中銀金融政策委のソーンダース委員が、新型コロナウイルスの危機で昨年に低迷した英経済に内在するスラック(需給の緩み)が当初予想よりも大きい可能性があると述べている。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210326T215304+0000