[マドリード 30日 ロイター] - スペイン保健省は30日、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、55─65歳が接種対象になると発表した。また、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチンが国内で承認されれば、高齢者に投与する可能性があるとした。
ラジオ局カデナ・セールは、公衆衛生委員会がアストラゼネカ製ワクチンの接種対象年齢の上限を撤廃したと報じていた。
保健省は声明で、公衆衛生委員会はアストラゼネカ製ワクチンの接種対象を55─65歳とすることなどを盛り込んだ文書を承認したと発表した。
また、J&J製ワクチンについて「利用可能になった際、高齢者の接種を加速させるため、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンと並行して利用する可能性がある」とした。
カデナ・セールによると、米ファイザー製およびモデルナ製とともに、J&Jのワクチンが66歳以上の接種に利用されるという。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210330T222610+0000