[アテネ 30日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は30日、東京五輪・パラリンピックについて「パンデミック(世界的大流行)のトンネルの先に光が見えている」と前向きな見解を示した。
1896年に第1回近代五輪が開催されたアテネのパナシナイコ競技場で行われたイベントに出席したバッハ会長は、ギリシャの首相に「特に東京大会については、トンネルの先に光が見える、あるいは見え始めている」と語った。
東京五輪は当初2020年に開催予定だったが、新型コロナのパンデミックを受けて1年延期された。今年7月23日から8月8日にかけて行われる予定だが、海外からの観客の受け入れは断念した。