[北京 8日 ロイター] - 中国東部・浙江省の港湾都市、寧波市で国内5カ所目となるロケット打ち上げ基地の建設が始まった。将来的に増加が見込まれる商業ミッションの需要に対応できる宇宙インフラの強化を目指す。
寧波自由貿易区のウェブサイトに掲載された文書によると、寧波市象山県でのロケット発射台、指令棟、組立・試験施設の建設入札が4月1日に行われ、浙江省のエンジニアリング会社が落札した。
浙江省のインフラ5カ年計画の一環で、寧波市は今回の基地建設に200億元(30億ドル)を投じる。
同基地では年間100回の打ち上げが可能になる予定。