[10日 ロイター] - 競泳の東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権は10日、五輪会場の東京アクアティクスセンターで競技を行い、白血病からの完全復活を目指す池江璃花子(20)が、女子50メートル自由形と五輪種目ではない50メートルバタフライで優勝した。
50メートル自由形では24秒84で優勝。派遣標準記録の24秒46には届かなかった。池江は同大会で出場した全4種目で優勝した。
8日に行われた100メートル自由形では53秒98で優勝。派遣標準記録の53秒31には及ばなかったが、400メートルリレーの代表に内定した。
池江は4日の100メートルバタフライでも優勝。400メートルメドレーリレーの派遣標準記録を突破した。
東京五輪での活躍が期待されていた池江は2019年、白血病と診断。闘病生活ののち、昨年8月に競技復帰を果たしていた。 OLJPTOPNEWS Reuters Japan Online Report Top News 20210411T004148+0000