[リマ 17日 ロイター] - 南米ペルーの憲法裁判所は17日、服役中のフジモリ元大統領(83)を再び釈放する判断を下した。フジモリ氏は2010年、在任中の人権侵害などで禁錮25年の有罪判決が確定した。
17年終盤に当時の大統領から恩赦を受けたが、18年に最高裁判所が取り消し、再び収監されていた。
フジモリ氏の弁護士は、賛成4、反対3で釈放が認められたとし、21日か22日にも拘置施設から出所する可能性があるとした。
フジモリ氏の支持者らは、健康状態の悪化から同氏が人道的な恩赦に値すると訴えてきた。