[25日 ロイター] - ロシア外務省は25日、ドイツの外交官ら40人を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定し、国外追放すると発表した。ドイツが今月初旬に在ベルリンのロシア大使館に勤務する「相当数」の職員を国外退去させる決定を下したことへの報復措置と説明した。
ベーアボック独外相は予想されていた動きとしつつも、国外退去させられる独外交官らは二国間関係維持に尽力していたとし、今回の措置によって「ロシアは自国を阻害している」という認識を示した。
また、ドイツが追放したロシア外交官らについては、実際に外交に従事せず、「われわれの自由と社会の結束に反する活動を組織的に行っていた」と述べた。