[ワシントン 23日 ロイター] - 米ニューヨーク州の激戦区となっていた連邦下院選挙区で23日に補欠選挙が実施され、中絶の権利などを訴えた民主党のパット・ライアン氏が共和党のマーク・モリナロ氏を破った。
ハドソン渓谷とキャッツキル山地にかかる選挙区の空席を巡る争いは、11月の中間選挙に向け、両党の選挙戦略の効果を測る前哨戦として注目されている。モリナロ氏は犯罪やインフレ高進を争点にしていた。
エジソン・リサーチによると、開票率99%時点でライアン氏が51.3%の得票率で48.7%のモリナロ氏に勝利した。
ライアン氏の任期は来年1月までとなり、州の区割り変更で議席はなくなる。同氏とモリナロ氏は中間選挙で別の議席に立候補している。