[イスタンブール 3日 ロイター] - トルコの野党連合は、大統領選挙でエルドアン大統領に対抗する統一候補を6日に発表することを明らかにした。
大統領は1日、大統領選と議会選を5月14日に実施するこれまでの計画を維持する考えを示唆した。多数の死者が出た大地震からわずか3カ月余りでの実施となる。
6党で構成される野党連合は2日、 最大野党の共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首を念頭に統一候補での合意を見込んで会合を開いた。
声明は「大統領選の統一候補と移行プロセスのロードマップに関して共通の理解に達した」としている。
それぞれの党が執行部に説明を行った上で6日に再び会合を開き、「最終声明を国民と共有する」という。
メディアによると、党首たちはクルチダルオール氏への支持を表明したが、同盟第2党の優良党内には反対の声が残っている。