[ワシントン 10日 ロイター] - 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は10日、中国全国人民代表大会(全人代)が習近平国家主席の異例となる3期目続投を全会一致で決めたことに驚いていないとし、米政権は引き続き中国とのオープンなコミュニケーションラインを維持するという認識を示した。
カービー氏は習氏の3期目続投は「大方想定されていた」とした上で、「バイデン大統領は中国との戦略的な競争への取り組みに専念しており、そうした競争で成功する用意が整っていると確信している」と記者団に語った。