[サンパウロ 31日 ロイター] - ブラジルのルラ大統領とローマ教皇フランシスコは31日に電話で会談し、ウクライナの戦争や環境問題を話し合った。ブラジル政府が声明を出した。
ルラ氏は教皇の和平努力に謝意を述べる一方、ロシアとウクライナの対立激化に憂慮を表明した。このほか、アマゾンの森林保護を目的とする政策への支援に謝意を伝えた。
声明によると、ルラ氏は教皇をブラジルへの訪問を提案し、教皇は検討すると返答した。
ルラ氏は6月あるいは7月にバチカン(ローマ教皇庁)で教皇に対面で謁見する予定。