[ソウル 1日 ロイター] - 韓国政府が緊急警報システムを全面的に見直すと、聯合ニュースが1日、政府関係者の話として報じた。
国務調整室や内務省、ソウル特別市が改善策を協議するという。大統領府関係者によると、国民が冷静に対応できるよう、「誰が、いつ、どこで、何を、どのように、なぜ」といった情報を提供するよう改善されるという。
ソウルでは31日早朝、北朝鮮が「軍事偵察衛星」とする飛翔体を打ち上げたことを受け、避難を呼びかけるサイレンと携帯電話の警報が鳴り響いた。
ただ、どこに避難すべきかといった具体的な情報に欠けていたため市民の間に混乱が広がり、警報システムに対する批判が多く寄せられた。