[30日 ロイター] - ウクライナ軍は30日、ロシアが2014年に一方的に併合したクリミア半島にあるロシア軍の防空レーダー基地を攻撃したと発表した。一方、ロシア通信(RIA)はロシア軍がクリミア上空でウクライナが発射したドローン(無人機)11機を撃墜したと報じた。
クリミアの港湾都市セバストポリのラズボジャエフ市長はメッセージアプリ「テレグラム」で、セバストポリに対する攻撃に伴う被害はなかったとした。
ウクライナ軍当局はテレグラムで、ウクライナ軍が30日午前、ラズドリノエ集落近くのレーダー基地を攻撃したと明かした。
ロシア側によると、ウクライナが発射したドローンはベルゴロド、ブリャンスク、カルーガ、トゥーラの上空でも撃墜されたという。
カルーガのウラジスラフ・シャプシャ知事はテレグラムで、カルーガ市郊外の非住宅ビルの屋根にドローンの破片が落ちたが、大きな被害や負傷者はなかったとした。
ロイターはこれらの内容を独自に確認できていない。