アジア、中東、欧州に及ぶ経済圏づくりを目指す「シルクロード経済圏構想(一帯一路)」の国際会議は15日、参加国の協力を強める共同声明を採択して閉幕した。
報道によると、中国の習近平国家主席は「積極的成果が出せた」と伝えており、次回の会議を2019年に開催することが決まった。
習国家主席は会見で経済圏を「運命共同体」と表現し、「シルクロード精神を伝え、協力し共に利益を得る」と述べた。
共同声明で「一帯一路を歓迎し、支持する」との見解が表明されており、中国主導で各国が経済政策や発展戦略で協調する姿勢が示されたほか、14日に開かれた貿易が主要テーマの会議では中国の鍾山商務相が、「今後5年で中国は一帯一路の沿線国家・地区から2兆ドル規模(約226兆円)の商品を輸入すると述べている。
一帯一路の沿線国家は、中国向けの輸出増大を通じて経済成長が期待できるが、市場関係者の間では、「貿易拡大を通じて人民元は国際準備通貨としての地位を確保する可能性が高まる」との声が聞かれている。
報道によると、中国の習近平国家主席は「積極的成果が出せた」と伝えており、次回の会議を2019年に開催することが決まった。
習国家主席は会見で経済圏を「運命共同体」と表現し、「シルクロード精神を伝え、協力し共に利益を得る」と述べた。
共同声明で「一帯一路を歓迎し、支持する」との見解が表明されており、中国主導で各国が経済政策や発展戦略で協調する姿勢が示されたほか、14日に開かれた貿易が主要テーマの会議では中国の鍾山商務相が、「今後5年で中国は一帯一路の沿線国家・地区から2兆ドル規模(約226兆円)の商品を輸入すると述べている。
一帯一路の沿線国家は、中国向けの輸出増大を通じて経済成長が期待できるが、市場関係者の間では、「貿易拡大を通じて人民元は国際準備通貨としての地位を確保する可能性が高まる」との声が聞かれている。