31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円91銭から108円36銭まで下落して引けた。
米国のトランプ政権が移民問題に絡みメキシコに対して追加関税を課すと警告したことを受けて、米国経済の成長が悪化するとの懸念が強まった。
米利下げ観測も強まり米債利回りの低下に伴うドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1180ドルから1.1137ドルまで下落したのち1.1170ドルまで戻し引けた。
ユーロ・円は、121円49銭から120円92銭まで下落。
世界経済の悪化懸念にリスク回避の円買いが加速した。
ポンド・ドルは、1.2561ドルから1.2639ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、1.0065フランから1.0001フランまで下落した。
【経済指標】・米・4月コアPCE価格指数:前年比+1.6%(予想:+1.6%、3月:+1.5%←+1.6%)・米・4月個人所得:前月比+0.5%(予想:+0.3%、3月:+0.1%)・米・4月個人消費支出:前月比+0.3%(予想:+0.2%、3月:+1.1%←+0.9%)・米・5月シカゴ購買部協会景気指数:54.2(予想:54.0、3月:52.6)・米・5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:100.0(予想:101.5、速報値:102.4)・米・5月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:2.9%(速報値:2.8%)・米・5月ミシガン大学5−10年期待インフレ率確報値:2.6%(速報値:2.8%)