■アイ・アールジャパンホールディングス (T:6035)のサービス別売上高の状況
同社グループの事業領域は、IR・SR活動に特化したコンサルティング業であり、単一セグメントである。
2018年3月期累計のサービス別売上高は、IR・SRコンサルティングが全体の83.0%の3,429百万円となり、2017年3月期累計の79.3%からさらにその構成比率を増やしている。
ディスクロージャーコンサルティング売上高の比率は11.9%の491百万円、データベース・その他が同5.1%の213百万円となっている。
主力のIR・SRコンサルティングが前期比での伸びをけん引する格好となっている。
投資銀行業務では、2018年1月に投資銀行部オフィスを東京丸の内に新設し、M&Aやプロキシーの実務に加え、会計、法務などの専門家を加えあらゆるケースに対応できる強力な新体制を新オフィスに集結、結果が現れ始めている。
■直近の業績の状況
2018年3月期で四期連続増収増益
2018年3月期の売上高は、前期比7.7%増の4,133百万円、営業利益は同14.5%増の1,156百万円、経常利益は同14.7%増の1,157百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.2%増の821百万円と四期連続の増収増益を達成した。
主力業務であるIR・SRコンサルティングにおいて、グローバルな資金運用における急速なESGへの関心の高まり、海外、国内機関株主の議決権行使厳格化や、アクティビストが活発化するなかで株主総会での議案賛否予測、賛成票の安定確保の要請が強まり、新規の顧客が増加、既存顧客もコンサルティングの拡充が進んだ。
投資銀行業務も伸長した。
外国人投資家も増えているため、2018年3月期よりEBITDAを開示している。
金額は1,389百万円で、前期1,217百万円から172百万円増(14.1%増)となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 福田 徹)
同社グループの事業領域は、IR・SR活動に特化したコンサルティング業であり、単一セグメントである。
2018年3月期累計のサービス別売上高は、IR・SRコンサルティングが全体の83.0%の3,429百万円となり、2017年3月期累計の79.3%からさらにその構成比率を増やしている。
ディスクロージャーコンサルティング売上高の比率は11.9%の491百万円、データベース・その他が同5.1%の213百万円となっている。
主力のIR・SRコンサルティングが前期比での伸びをけん引する格好となっている。
投資銀行業務では、2018年1月に投資銀行部オフィスを東京丸の内に新設し、M&Aやプロキシーの実務に加え、会計、法務などの専門家を加えあらゆるケースに対応できる強力な新体制を新オフィスに集結、結果が現れ始めている。
■直近の業績の状況
2018年3月期で四期連続増収増益
2018年3月期の売上高は、前期比7.7%増の4,133百万円、営業利益は同14.5%増の1,156百万円、経常利益は同14.7%増の1,157百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.2%増の821百万円と四期連続の増収増益を達成した。
主力業務であるIR・SRコンサルティングにおいて、グローバルな資金運用における急速なESGへの関心の高まり、海外、国内機関株主の議決権行使厳格化や、アクティビストが活発化するなかで株主総会での議案賛否予測、賛成票の安定確保の要請が強まり、新規の顧客が増加、既存顧客もコンサルティングの拡充が進んだ。
投資銀行業務も伸長した。
外国人投資家も増えているため、2018年3月期よりEBITDAを開示している。
金額は1,389百万円で、前期1,217百万円から172百万円増(14.1%増)となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 福田 徹)