コンテナ輸送世界最大手マースク・ラインの最高経済責任者(CEO)Nils Andersen氏はこのほど、昨年の世界貿易の増加が停滞に陥り、同社が大きな赤字を計上したと発言した。
現在の経済環境は世界同時不況が発生した2008年より深刻であるとの見方を示した。
Andersen氏によると、欧州の輸入減に加え、原油価格の下落に伴うロシア、ブラジル、西アフリカなどの産油国・地域に向けた輸出も急速に減少しているという。
また、原油安の進行に伴うばら積み船運賃の下落を受け、同社の利益率も大幅に圧迫されている。
運賃の下落などを受け、昨年10-12月期のマースクの最終損益は25億米ドルの赤字に転落。
前年同期は1億8900万米ドルの黒字となった。
現在の経済環境は世界同時不況が発生した2008年より深刻であるとの見方を示した。
Andersen氏によると、欧州の輸入減に加え、原油価格の下落に伴うロシア、ブラジル、西アフリカなどの産油国・地域に向けた輸出も急速に減少しているという。
また、原油安の進行に伴うばら積み船運賃の下落を受け、同社の利益率も大幅に圧迫されている。
運賃の下落などを受け、昨年10-12月期のマースクの最終損益は25億米ドルの赤字に転落。
前年同期は1億8900万米ドルの黒字となった。