先週の新興市場は、1月17日のメイ英首相演説や20日の米大統領就任式などの重要イベントを前に、相場全体に手控えムードが広がるなか、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともにもみ合いとなった決算やリリースを受けた個別物色は見られたものの、東芝 {{|0:}}などの東証1部銘柄に個人投資家の物色が向かったこともあり、マザーズ市場の1日の売買代金は600億円-700億円台と低調に推移したなお、週間の騰落率は、日経平均が-0.8%であったのに対して、マザーズ指数は-0.8%、日経ジャスダック平均は-0.4%だった
個別では、マザーズ時価総額上位のミクシィが週間で3.7%高と引き続き堅調に推移する一方、そーせいグループ
が同2.4%安、サイバーダインが同6.5%安とさえない展開だった売買代金上位では、通期業績予想の大幅な上方修正が好感されたGunosyが急伸したものの、メタップスは第1四半期の黒字転換にもかかわらず利益確定売りの流れに転じた前週急伸したアスカネットも売られたまた、サイバーステップが6営業日連続のストップ高で週間のマザーズ上昇率トップとなった反面、通期利益予想を下方修正したバーチャレクス・コンサルティングが下落率トップだったジャスダック主力では、第3四半期の受注高・売上高実績が評価されたハーモニック・ドライブ・システムズが同7.8%高となったものの、セリアが同4.7%安と軟調だった売買代金上位では、メガネスーパーがメガネ型ウェアラブル端末のイベント出展で急伸する場面があり、ユークスもAR(仮想現実)キャラクターのメジャーデビュー発表を受けて人気化したまた、山王は前週末比3倍高まで急伸する場面があった一方、AKIBA HDは利益確定売りに押され週間のジャスダック下落率トップとなった
今週の新興市場では、米大統領就任式などのイベントを通過したものの、1月23日の安川電機を皮切りに10-12月期の決算発表シーズンに入っていくことから、マザーズ指数は現行水準でのもみ合いが続きそうだ当面は主力大型株の決算に市場の関心が向かいやすいだろうただ、新興市場で換金売りが強まる場面では、業績期待の高い銘柄を中心に押し目買いの機会と捉えたい
今週は1月26日にエイトレッド、ニューフレアテクノロジー、27日に日本エス・エイチ・エル、東映アニメーション、インソース、沖縄セルラー電話などが決算発表を予定しているまた、25日から26日にかけて「メディケアフーズ展2017」「高齢者生活支援サービス展2017」といった医療・ヘルスケア関連展示会が同時開催されるため、関連銘柄の動向にも注目したい
IPO関連では、1月27日にシャノンがマザーズへ新規上場する17年最初のIPOでクラウドサービス関連のテーマ性もあり、ブックビルディングでの引き合いは強かったという公開規模も小さく、強い初値形成となりそうだなお、先週はレノバ(2月23日、マザーズ)、ユナイテッド&コレクティブ(2月23日、マザーズ)、フュージョン(2月23日、札証アンビシャス)の新規上場が発表されている
個別では、マザーズ時価総額上位のミクシィが週間で3.7%高と引き続き堅調に推移する一方、そーせいグループ
が同2.4%安、サイバーダインが同6.5%安とさえない展開だった売買代金上位では、通期業績予想の大幅な上方修正が好感されたGunosyが急伸したものの、メタップスは第1四半期の黒字転換にもかかわらず利益確定売りの流れに転じた前週急伸したアスカネットも売られたまた、サイバーステップが6営業日連続のストップ高で週間のマザーズ上昇率トップとなった反面、通期利益予想を下方修正したバーチャレクス・コンサルティングが下落率トップだったジャスダック主力では、第3四半期の受注高・売上高実績が評価されたハーモニック・ドライブ・システムズが同7.8%高となったものの、セリアが同4.7%安と軟調だった売買代金上位では、メガネスーパーがメガネ型ウェアラブル端末のイベント出展で急伸する場面があり、ユークスもAR(仮想現実)キャラクターのメジャーデビュー発表を受けて人気化したまた、山王は前週末比3倍高まで急伸する場面があった一方、AKIBA HDは利益確定売りに押され週間のジャスダック下落率トップとなった
今週の新興市場では、米大統領就任式などのイベントを通過したものの、1月23日の安川電機を皮切りに10-12月期の決算発表シーズンに入っていくことから、マザーズ指数は現行水準でのもみ合いが続きそうだ当面は主力大型株の決算に市場の関心が向かいやすいだろうただ、新興市場で換金売りが強まる場面では、業績期待の高い銘柄を中心に押し目買いの機会と捉えたい
今週は1月26日にエイトレッド、ニューフレアテクノロジー、27日に日本エス・エイチ・エル、東映アニメーション、インソース、沖縄セルラー電話などが決算発表を予定しているまた、25日から26日にかけて「メディケアフーズ展2017」「高齢者生活支援サービス展2017」といった医療・ヘルスケア関連展示会が同時開催されるため、関連銘柄の動向にも注目したい
IPO関連では、1月27日にシャノンがマザーズへ新規上場する17年最初のIPOでクラウドサービス関連のテーマ性もあり、ブックビルディングでの引き合いは強かったという公開規模も小さく、強い初値形成となりそうだなお、先週はレノバ(2月23日、マザーズ)、ユナイテッド&コレクティブ(2月23日、マザーズ)、フュージョン(2月23日、札証アンビシャス)の新規上場が発表されている