■フォーバル (T:8275)の会社概要
(1)沿革
電気通信機器、コンピュータ、端末機器の販売、設置工事等を事業目的とした新日本工販株式会社として、1980年に設立された。
1988年に、創業者社長であった現代表取締役会長大久保秀夫(おおくぼひでお)氏が第1回アントレプレナー大賞を受賞したほか、当時の日本最短記録で店頭登録銘柄として株式公開。
1991年には、「For Social Value」から着想を得て現在の社名の株式会社フォーバルに商号を変更した。
2008年に総合ITコンサルティングサービス「アイコン」を提供開始した。
2014年1月に東証2部へ市場変更、同年10月に1部に指定された。
創業以来、同社は情報通信の分野でユーザーの視点から「新しいあたりまえ」を創出することに注力してきた。
創業当時の電話機の自由化から始まり、市外料金の値下げ、国際料金の値下げ、市内料金の値下げに続き、回線基本料の自由化、法人携帯電話の普及と通話料金の更なる削減を目標に挑戦。
現在は、「中小・中堅企業の利益に貢献する」と明確な目的を設定し、コンサルティングファームへの進化を掲げ、アイコンサービスのほか、次世代経営コンサルティング事業で中小企業に経営技術を伝授している。
(2)事業内容と売上・利益構成
同社は、主軸のアイコンサービスやセキュリティ関連、複写機の販売等を行うフォーバルビジネスグループ、光回線サービスやISPなどの法人向け通信サービスを取り扱うフォーバルテレコムビジネスグループ、移動体通信を中心とした通信事業のモバイルショップビジネスグループ、産業用システムやLED関連事業を取り扱う総合環境コンサルティングビジネスグループ、人材・教育分野のその他事業グループに分類されている。
(3)セグメントの内訳
2016年3月期は、フォーバルビジネスグループの売上高が33.8%、利益が59.6%、フォーバルテレコムビジネスグループの売上高が26.0%と利益が26.6%、モバイルショップビジネスグループの売上高が22.9%と利益が15.5%、総合環境コンサルティングビジネスグループの売上高が15.1%と利益が-3.7%、その他の売上高が2.2%と利益が2.0%となっており、フォーバルビジネスグループの利益構成が最も高く、次にフォーバルテレコムビジネスグループが続いている。
(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)
(1)沿革
電気通信機器、コンピュータ、端末機器の販売、設置工事等を事業目的とした新日本工販株式会社として、1980年に設立された。
1988年に、創業者社長であった現代表取締役会長大久保秀夫(おおくぼひでお)氏が第1回アントレプレナー大賞を受賞したほか、当時の日本最短記録で店頭登録銘柄として株式公開。
1991年には、「For Social Value」から着想を得て現在の社名の株式会社フォーバルに商号を変更した。
2008年に総合ITコンサルティングサービス「アイコン」を提供開始した。
2014年1月に東証2部へ市場変更、同年10月に1部に指定された。
創業以来、同社は情報通信の分野でユーザーの視点から「新しいあたりまえ」を創出することに注力してきた。
創業当時の電話機の自由化から始まり、市外料金の値下げ、国際料金の値下げ、市内料金の値下げに続き、回線基本料の自由化、法人携帯電話の普及と通話料金の更なる削減を目標に挑戦。
現在は、「中小・中堅企業の利益に貢献する」と明確な目的を設定し、コンサルティングファームへの進化を掲げ、アイコンサービスのほか、次世代経営コンサルティング事業で中小企業に経営技術を伝授している。
(2)事業内容と売上・利益構成
同社は、主軸のアイコンサービスやセキュリティ関連、複写機の販売等を行うフォーバルビジネスグループ、光回線サービスやISPなどの法人向け通信サービスを取り扱うフォーバルテレコムビジネスグループ、移動体通信を中心とした通信事業のモバイルショップビジネスグループ、産業用システムやLED関連事業を取り扱う総合環境コンサルティングビジネスグループ、人材・教育分野のその他事業グループに分類されている。
(3)セグメントの内訳
2016年3月期は、フォーバルビジネスグループの売上高が33.8%、利益が59.6%、フォーバルテレコムビジネスグループの売上高が26.0%と利益が26.6%、モバイルショップビジネスグループの売上高が22.9%と利益が15.5%、総合環境コンサルティングビジネスグループの売上高が15.1%と利益が-3.7%、その他の売上高が2.2%と利益が2.0%となっており、フォーバルビジネスグループの利益構成が最も高く、次にフォーバルテレコムビジネスグループが続いている。
(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)