北恵 {{|0:}}は住宅用の各種建材・住設機器の独立系専門商社である。
仕入先は国内外の主要大手メーカーを含めて約2,000社に上る。
一方で、販売先は国内の住宅メーカーや工務店などで、取引口座数は2,600社になり回収等のリスクは分散されている。
施工付販売や自社開発のオリジナル商品などで差別化を図っている。
2015年11月期(2014年12月-2015年11月)の業績は、売上高が前期比3.2%減の47,383百万円、営業利益が同34.5%減の584百万円、経常利益が同30.4%減の687百万円、当期純利益が同18.0%減の461百万円となった。
消費増税後の反動により当初から減収・減益予想であったので、驚くような結果ではなかった。
2016年11月期の通期の連結業績は、売上高が前期比3.0%増の48,800百万円、営業利益が同2.6%増の600百万円、経常利益が同0.4%増の690百万円、当期純利益が同13.3%減の400百万円が予想されている。
依然として住宅市場の動向は不透明であるが、同社では施工付販売や自社開発のオリジナル商品の販売強化などにより増収・増益を目指している。
国内の住宅市場は、中期的には2017年に予定されている消費税の10%への増税などから不透明感が強いが、減税など多くの政策が打ち出されており、大きな落ち込みにはならない可能性もある。
このような環境下で、同社では住設機器、施工付販売、さらに付加価値の高いオリジナル商品を戦略的重点商品と位置付け、これらの商品の売上高を伸ばすことや海外展開(ベトナム)によって業績の更なる拡大を目指している。
■Check Point ・住宅設備機器と施工付販売が売上高の67%を占める ・商社ながら付加価値の高い施工付販売に取り組む ・今期は14円配当を予想、今後の利益水準により増配の可能性も (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
仕入先は国内外の主要大手メーカーを含めて約2,000社に上る。
一方で、販売先は国内の住宅メーカーや工務店などで、取引口座数は2,600社になり回収等のリスクは分散されている。
施工付販売や自社開発のオリジナル商品などで差別化を図っている。
2015年11月期(2014年12月-2015年11月)の業績は、売上高が前期比3.2%減の47,383百万円、営業利益が同34.5%減の584百万円、経常利益が同30.4%減の687百万円、当期純利益が同18.0%減の461百万円となった。
消費増税後の反動により当初から減収・減益予想であったので、驚くような結果ではなかった。
2016年11月期の通期の連結業績は、売上高が前期比3.0%増の48,800百万円、営業利益が同2.6%増の600百万円、経常利益が同0.4%増の690百万円、当期純利益が同13.3%減の400百万円が予想されている。
依然として住宅市場の動向は不透明であるが、同社では施工付販売や自社開発のオリジナル商品の販売強化などにより増収・増益を目指している。
国内の住宅市場は、中期的には2017年に予定されている消費税の10%への増税などから不透明感が強いが、減税など多くの政策が打ち出されており、大きな落ち込みにはならない可能性もある。
このような環境下で、同社では住設機器、施工付販売、さらに付加価値の高いオリジナル商品を戦略的重点商品と位置付け、これらの商品の売上高を伸ばすことや海外展開(ベトナム)によって業績の更なる拡大を目指している。
■Check Point ・住宅設備機器と施工付販売が売上高の67%を占める ・商社ながら付加価値の高い施工付販売に取り組む ・今期は14円配当を予想、今後の利益水準により増配の可能性も (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)