Michael Erman
[ニューヨーク/ワシントン 8日 ロイター] - 米国で最新の新型コロナウイルス・ワクチンの接種が始まったが、開始から数週間たった現在、一部の国民から自身と子どもの接種予約が取りにくいとの声が聞こえる。
米政府がワクチン配布、投与、支払いなどの対応をワクチンメーカー、薬局、保険会社などの民間事業者に移行したことを受け、接種者が150─200ドルの前払い金を求められることにも驚きの声が上がっている。
民間移行後の制度でも健康保険は接種料金をカバーし、自己負担を求めないことが法で定められているが、場所によっては改良型はカバーされていないとの説明が成されるなど、混乱が生じているという。
米国の大部分では9月に新型コロナの感染が増え、多くの国民が接種を希望している。政府は6歳以上の国民全員に接種を推奨している。