[北京 18日 ロイター] - 中国広東省が300億元(43億7000万ドル)規模の基金で半導体分野への第2弾の投資に乗り出す。国営メディアの証券時報が18日に報じた。
基金は2021年に設立。第1期で310億元の規模となり、102社に投資した。このうち19社が2023─24年に新規株式公開(IPO)を目指している。
第2期について、信託会社の幹部は18日の半導体関連会合で、17年間に車載半導体や半導体部材設備に投資する予定だと説明した。
国家安全保障の観点から米国主導で半導体供給網からの中国外しの動きが広がり、中国は半導体など主要技術の自立の道を探っている。