(内容を追加しました) [ニューヨーク 2日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード ダウ工業株30種 16153.54 -295.64 -1.80 16420.21 16420.21 16108.44 .DJI 前営業日終値 16449.18 ナスダック総合 4516.95 -103.42 -2.24 4588.69 4589.90 4503.12 .IXIC 前営業日終値 4620.37 S&P総合500種 1903.03 -36.35 -1.87 1935.26 1935.26 1897.29 .SPX 前営業日終値 1939.38
米国株式市場は大幅下落した。エクソン・モービル XOM.N が設備投資の大幅削減を 発表したほか、原油が再び大きく下げて相場の重しになった。
エクソン・モービルは第4・四半期の利益が過去10年あまりで最小に落ち込み、今 年は設備投資を前年から25%削減すると発表。株価は2.2%下落した。 前週末に赤字決算を発表したシェブロン CVX.N も4.7%下げた。 原油相場は、石油輸出国機構(OPEC)とロシアが減産で合意するとの期待がしぼみ 、WTI CLc1 と北海ブレント LCOc1 がいずれも下落。S&Pエネルギー株指数は3. 3%の低下となった。
投資家は中国の景気減速による世界経済の成長鈍化、さえない米経済指標、米国の利 上げペースなどを懸念している。トムソン・ロイターによると、S&P総合500種構成 企業の第4・四半期利益は前年比4.4%減少する見込み。 投資家は米大統領選の行方にも注目している。リバティービュー・キャピタル・マネ ジメントのリック・メクラー社長はアイオワ州での候補指名争いについて、はっきりした 勝者がおらず、不透明感が残ったと指摘。「投資家は大統領選かエネルギー市場のいずれ かでもう少し確実性が高まることを望んでいる」とした。
前日引け後に予想を上回る好決算を発表したアルファベット(旧グーグル)
騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が下げ2478で上げ603(比率は4.11 対1)、ナスダックが下げ2237で上げ577(3.88対1)だった。 米取引所の合計出来高は約85億株で、過去20営業日平均の92億株を下回った。