昨日は材料満載の1日でした。
・ナヒールが巨額の損失を計上し、ドバイ金融市場総合指数大幅下落
・ギリシャ国債格付け引き下げ
・スペインはS&Pは安定的からネガティブに引き下げ
・UAEとアブダビの政府関連企業を格下げ方向で見直し
これらを受けて欧州通貨やポンドが下落。
なにもかもが悪材料でリスク回避モード一色でした。
そんななかでの21時30分の英予算報告に注目が集まっていましたが、
「25,000ポンドを越えた賞与に50%課税」
「銀行利益に対する課税への反対を決定」
この辺りは好材料ととられてポンド売りは一旦終了。
しかしポンド円は143円から142円をうろうろする展開で、
チャート的には大きな行って来い相場となりました。
今朝は豪州雇用統計がありましたが、
こちらは米雇用統計と並んで予想以上の好結果。
素直に豪ドル買いとなり、79円台だった豪ドル円は81円手前まで上昇。
クロス円もリスク回避後退で上昇してきましたので、
ようやく押し目買いモードに切替れそうです。