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市場混乱時にも強い2つの公共事業株:Brookfield Renewable Energy Partners / Enbridge Inc

発行済 2018-09-11 09:50
更新済 2020-09-02 15:05
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市場は現在、様々なファンダメンタルに直面している。加熱する貿易戦争、投機的な相場、米国のインフレ圧力の増加など。これらの要素によって、好調な株式を揺るがしている。

金曜、トランプ大統領が2670億ドル相当の中国製品に対して追加関税をかける準備ができていると発言したことにより、ダウ平均は一時150ポイント下落した。

同日、8月の好調な雇用統計や、賃金が最後の景気後退以来最大の上昇であった後で、 2年債の利回りは、10年以上の期間の中で最も高水準まで上昇した。これは投資家に潜在的なハイパーインフレの可能性を示唆し、いつでも顕在化するということを示している。

株式の投資家たちとっては、これらの懸念は堅実に極端なボラティリティへのヘッジとして、防衛株をポートフォリオに組むことの大切さを気づかさせる。特に防衛株として、公共事業株の人気が高い。あらゆるリスクから強く、安定的な総売上、キャッシュ・フロー、配当を生むからだ。

実際、電力、ガス、水道を消費者やオフィスに提供する公共事業は、ただ単に配当を出すだけでなく、大概において配当は数十年にわたって定期的に増加していく。これらの株を長期的に保有することは、たとえ他の市場が縮小している中でも、平均利回り以上の安定した収入を得られる良い投資だろう。

以下は、考慮すべきトップ2の公共事業株だ

1. Brookfield Renewable Energy Partners

ブルックフィールド・リニューアブル・エナジー・パートナーズ 2015-2018 チャート

「再生可能エネルギー」を取り扱っている公共事業企業への投資は堅実だろう。クリーンエネルギーを生産できるテクノロジーやコストの改善により、再生可能エネルギーの消費は成長していくと考えられている。これらのクリーンエネルギーの生産者の中でもエネルギー関連で大きなシェアを誇り、多様な資産基盤を持っている、バミューダを拠点にするブルックフィールド・リニューアブル・エナジー・パートナーズ - Brookfield Renewable Energy Partners (NYSE:BEP) が人気である。

最近の統計データはBEPの成長見込みを加速させている。国際エネルギー機関(IEA)は、2022年までに再生可能エネルギーが43%増加し920GWになると予想しており、継続的な成長が見込まれている。

風力と太陽光の世界最大の電気事業者であるNextEra Energy(NYSE:NEE)の最高経営責任者、Jim Robo氏によると、数年以内に4時間蓄電できる太陽光発電の企業は、太陽光コストは0.035ドルになると語る。ブルームバーグのレポートによると、風力発電コストもこれからどんどん安くなり、0.025ドルになるという。

再生可能エネルギーへのシフトはすでに、ガスタービン生産企業に影響が出ている。General Electric (NYSE:GE)は伝統的な電気事業者へ機材の提供をしている最大手の一つであるが、ガスタービンの総売上高はすでに大幅に下落している。

一方、BEPは水力発電、風力発電、太陽光発電、バイオマス発電を、17400MWのキャパシティーと、北米・南米・欧州・アジアにある876の施設によって一連のサービスを提供している。

また、今年7%の下落のあとで、BEPの配当利回りは7%となっており非常に魅力的だ。

長期的な投資家は、力強いキャッシュフローと成長をみせるであるBEPの高配当を活かすべきだろう。先週、BEP株は30.77ドルで終値を迎えた。

2. Enbridge Inc.

エンブリッジ 2015-2018 チャート

トロントに拠点を置くエンブリッジ - Enbridge (NYSE:ENB)も、優良な公共事業株だ。北米でトップシェアを誇るエネルギーインフラストラクチャー企業である。

Enbridge’sのパイプラインネットワークは、北米産出の原油の28%、北米で消費される天然ガスの 22%を取り扱っている。

エネルギーのインフラの中で大切な役割を負っているため、Enbridge株は長期的にみて比較的安全と考えられる。同社の強い収益能力と、規制された料金構成によって、どんな景気の低迷や、市況の悪化の中でも安定した収益を見込める頼もしい株にさせている。

加えて、Enbridgeは非常にすばらしい配当の経歴がある。過去20年以上にわたって、配当は11.7%の年複利成長率を誇っていた。Enbridgeは220億円の開発プロジェクトを進める中で、配当は2020年まで10%の成長が期待されている。

これらの研究開発費の支出があっても、6%近い年間配当利回りはEnbridge株を防衛株として保有する価値がある。株価は金曜日一株あたり34ドルで終値を迎えた。

要点

一部の投資家は公共事業株について懐疑的に思っている。利上げによって国債などのセーフヘイブン資産と比べて、これらの配当株の魅力が失われるのではないかと考えられている。しかしながら、長期投資であり、成長基調である限り、公共事業株を保有することは悪い選択ではない。BrookfiledやEnbridgeは投資に値する企業だ。

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