40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

Googleはガチホすべき理想的な株の理由

発行済 2018-10-10 17:34
更新済 2020-09-02 15:05

過去10年の力強い上昇の後で、ポートフォリオに組みこむべき米国テクノロジー株を買うことはなかなか難しくなっている。そんな中、なぜグーグル(Google)(NASDAQ:GOOGL) が理想的な選択肢であるか理由を紹介しよう。

投資家はFAANG(Facebook, Amazon, Apple, Netflix, Google)のどの企業が、「スマートホーム」や、「無人自動車」、「AI」などの次のテクノロジーブームで成功するのか予想する事はとても難しいことだろう。

また、これらの企業のデータセキュリティーを巡る事件は、今後の成長ポテンシャルについての懸念を抱かせる。

フェイスブック(NASDAQ:FB)株は7月下旬から4分の1下落した。これはデータプライバシーの問題の改善や、新しい法律への適応によって、フェイスブックは売上を維持できないという懸念の結果である。

アルファベット株ー2014-2018月足チャート

但し、これらFAANGの不確実性の中でも、悪影響を受けない会社が存在している。

グーグルの親会社であるアルファベット(Alphabet)(NASDAQ:GOOGL)がその内の一つだ。

以下が、なぜグーグルが多様な圧力に対抗でき、かつ長期的に成長できるかの理由だ。

1. グーグルの強い「堀」

株を買う際に必要な判断基準は、城を守る「」だ。

この「」という言葉は世界で一番成功しているバリュー投資家であるウォーレン・バフェットの言葉から来ている。

2007年のバフェットが株主に当てた手紙で、その「堀」コンセプトを説明している。

「本当に良い企業は必ず強い「」を備え、投下資本に対しすばらしいリターンを守ることができる。資本主義では、競合はハイリターンな「ビジネス」を繰り返し攻めてくる。よって、低コストの生産力や、世界的なブランド力などの強い「堀」を持つことは成功を続ける本質的な要素である」

グーグルは、このような「」を備えており、他社が攻め入れられない強さを持っている企業であることは間違いないだろう。90%以上のインターネット検索はグーグルや子会社のユーチューブ(Youtube)が占めている。

グーグルは一日あたり35億回もの検索が行われており、広告主にとって最高のプラットフォームであろう。

あるプロダクトやサービスが検索結果に出てこない場合、人々はその商品を見つけることは出来ないというインターネットの大前提の上で、グーグルのインターネットにおけるポジションは唯一無二であり、デジタル広告市場の約40%を占めている。

比類なきこの強みは、第2四半期の決算にも現れている。グーグルは広告事業で24%の成長率を見せ、収益額を262億4000万ドルに押し上げている。

一方で、グーグルはEU競争法(独占禁止法)の違反や、個人情報の収集に関し問い詰められており、ユーチューブにおいても、去年差別を煽る動画に広告が掲載されていたことをきっかけに複数の企業が広告を引きあげた経緯がある。しかしこのような騒動があった後でも、グーグルは大きく成長を遂げている。

2. グーグルの資金力×技術力

強い「堀」がある企業に投資する事が、必ずしも成功に繋がる訳ではない。もしテクノロジー企業がコンスタントにイノベーションを起こせなかったり、成長領域に投資できなければ、その企業は置いていかれるだろう。

グーグルは財務的にもとても強く、将来の収益をあげるようなイノベーションを起こし続けている。特に、無人自動車技術は成長するもっとも期待できる領域だろう。

UBSによると、無人自動車の市場は2030年には28億ドルになるという。グーグルの親会社アルファベットのベンチャーであるWaymoはその無人自動車市場の30%を奪う可能性がある。

アルファベットは将来のマーケットリーダーを取るために「ホームオートメーション」、「クラウドコンピューティング」、「AI」などの領域へ多大に投資している。

アルファベットのルース・ポラットCFOは、これらの新領域でのリーダーを勝ち取るために引き続き投資していくことを明かしている。

「私達の前に置かれている機会は特筆すべきものであり、私達は長期的な収益と利益成長のために投資していきます」

「私達は次世代技術に投資し、それが有効であることに自信を持っている」

要点

グーグルはEPSの20%の成長率を維持、また超えるために大きく投資している。株価収益率(PER)は24倍であり、グーグル株は全く高くない。

グーグルは以前からある成長領域を維持しつつ新規成長領域のシェアを狙っている。

グーグル株を保有しない理由はないだろう。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます