🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

【決算プレビュー】アップル、5Gやサービス事業によって成長加速

発行済 2020-01-28 16:13
更新済 2023-07-09 19:31
US500
-
AAPL
-

・1月28日大引け後、2020年第1四半期(10-12月期)決算報告

・予想売上高:883億8000万ドル

・予想EPS:4.54ドル

28日の大引け後に発表されるアップル (NASDAQ:AAPL)の決算に、注目が集まっている。過去1年間に渡って、アップルは米株式市場の上昇を牽引してきた。

アップルは過去1年間で2倍以上上昇し、同社の時価総額は約1.4兆ドルに達している。24日の終値は318.31ドルとなった。

アップル週足チャート

同株の上昇の背景には、2020年9月発売予定の5G対応アイフォンへの期待感がある。

また、エアポッズやアップルウォッチ、ストリーミングなどのサービス事業による売上は急速に拡大している。このことから、同社がハードウェア事業への依存から脱却しつつあることが窺える。

昨年は、サービス事業の伸びがアイフォン事業の低迷を相殺した。ブルームバーグによると、サービス事業の売上は2020年度に540億ドルへ達し、全体の売上に占める割合は2019年の18%から20%まで増加すると見られている。

割高なアップルの株価

アイフォン売上が復活し、サービス事業が拡大するにつれて、投資家は同社に対して前向きな見通しを抱いている。2019年の同株は2011年ぶりに、S&P500をアウトパフォームした。

アップルのPERは27倍となっており、2008年ぶりの高水準である。同社はアイフォンの依存から脱却しつつあり、強気な株価となっている。しかし、依然として同社売上の半分はアイフォンに依存しており、消費者嗜好の変化や景気減速などの外的要因が懸念となっている。

他方、米中貿易摩擦などのマクロ的環境は、急速に改善している。株価は上昇基調でボラティリティも低く、雇用は堅調である。

FRBは景気動向を慎重にチェックしており、ドナルド・トランプ米大統領が意図的に市場へ悪影響をもたらすとは考えにくい。これらのポジティブな要因を受け、世界中の消費者はデジタル機器により多くの金額を費やしている。CNBCによると、中国におけるアイフォン売上高は、前月比約18%増となった。

総括

アップルのサービス事業の強化は功を奏しているようだ。また、アイフォン売上高は回復基調にある。これらの要因を受け、同株は将来の成長性を反映して高い株価がついている。我々の見解では、決算後に株価が下がったとしても、気に留める必要はないだろう。

最新のコメント

次の記事を読み込み中です
当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます