株式投資を始めると、株を保有していないと稼ぐチャンスを逃しているようで、損をしている気持ちになることがあります。
そんな私もそのような気持ちは、すごくわかります。
しかし、理由のない投資はマイナスに働くことがとても多くて、株式投資でも損をしてしまうことがとても多いと感じています。
そこで今回は、投資をしないで休むことのメリットについて話していこうと思います。
それでは今日もお付き合い下さい。
休むも相場
冷静に相場を見るためには、持ち株をゼロにするのも1つの手です。
相場を休むという表現は独特なので、わかりにくい人もいるかもしれませんが、保有している株をゼロの状態にすることを休むと表現します。
そして、株を保有しない状態になると一旦頭がリセットされるので、投資方法やルールを見直すタイミングにもなります。
そして1番大きいのが、ストレスがなくなって視野が広がりやすくなるということです。
いくつかメリットがあるので紹介していきます。
休むメリット
株価は常に動いています。
今では、相場は土日祝日などを除けば基本的にいつでも開いています。
だから、投資をする以上は市場(しじょう)に参加するのが当たり前と考えている人も多いんですが、実は投資には、買う、売ると言う選択肢のほかに、休む(静観する)という選択をすることで得られるメリットがあります。
大きく分けて3つメリットを上げていきたいと思います。
投資のストレスがなくなる
保有株がゼロになると、含み益が含み損を抱えて常に心配している心の負担がなくなります。
そしてまた新たな気持ちを持って相場と向き合うために、持ち株と心をリセットするのはとても大切なことです。
寝る前や、朝起きたときに、NY市場が大暴落をしているときには、憂鬱な気分になったり、眠れない人も出てくると思います。
それだけ自分の資金を株式市場に投入しているので、真剣に相場のことを考えているとは思うんですが、こんなことが続くと睡眠不足になったりストレスが高まってしまったりしますよね。
このような気持ちから解放されるためには、保有株をゼロにするのも大切なことです。
冷静な視点と客観的な視点を持てるようになる
保有株をゼロにして、相場と距離をおくことで視野が広がって、自分にとって良い点や悪い点が見えてくることがあります。
この会社の株はまだまだ上昇すると思っていた銘柄も、距離をおくことでその時の市場や、周りの状況にあえて一歩引いたところから見ることができるようになります。
実はこの距離を置くということが、投資初心者にとってはとても重要なことです。
どんどん強気で思っていた相場も、よくよく考えてみれば世界情勢を見たら暴落するのかもしれないと考え方が変わることもあります。
冷静な視点と客観的な視点は、株式投資にとってとても重要な要素です。
取引方法を見直すチャンス
保有株を持たない状態になると、自分にとって利益が出やすい方法や、ルールを決めていたけども、できなかった点などを見直したり、改善するタイミングにつながっていきます。
そして、自分自身が決めたルールをより良いものにして、また相場に臨んでいけるようになっていきます。
チャンスを狙え
休むという事について最も重要なのは、相場を見ないようにすることではありません。
持っている株をいったんリセットして、自主的に休むことです。
経験をした人にはわかりますが、含み損のある株をそのままにしておくと、精神的な負担が消えないので、気が休まりません。
さらには、相場が悪いと言って取引しないのも自主的に休んでいるとは言えないでしょう。
休むという事は、また相場にいつかは戻るということです。
株式の売買そのものは休んでいたとしても、こんな方法はどうかなとか、この銘柄はどうなんだろうと、試行錯誤をしてシミュレーションは休まないようにしましょう。
まとめ
今回は、休むも相場を有効的に実践していこうというテーマで話をしてきました。
保有株をゼロにすることで、より広い視野で傍を見られるようになって、値動きによる精神的なストレスも軽減されるのでメリットも多いものです。
株を始めたばかりの人も、なかなか利益が出ない人も、一旦相場を休んで冷静な視点で試行錯誤をしてみるのも1つの方法です。
いちど相場から離れると、相場観を取り戻せなくなるなんて人もいますが、それは初心者の人には当てはまりません。
自信がある銘柄が出てくるまでは、ゆっくりと構えて株式投資をすることも必要です。
投資をしないときには何をすればいいか?と言う難しい問題もありますが、本を読んでみるのもいいし、ブログを読んでみることも良いでしょう。
知識を高める時間に使うべきですね。
そして、色々な人の相場観や、投資手法を試行錯誤してレベルアップしてまた相場に戻ってくると、さらに利益が出やすい状態になっていくでしょう。
今日も、読んでいただきありがとうございました。