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大幅高だが、金利には神経質な動き!! 日々是相場-夕刊-

発行済 2021-03-18 18:23
更新済 2023-07-09 19:32

☆ テクニカル分析 ☆
 
 日経平均
 
上ヒゲの長い気迷い線となった。本日のひげを抜けるかどうかということだが、明日の相場で上に抜けなければ調整感が出てきそうだ。
 
 ☆ 相場雑感 ☆
 
 日経平均は大幅高となったが、日中に金利に関してのニュースが流れると一気に売られるというように、あくまでも目先の値動きに連れて買われているだけということだ。先を見ての買いでもなく、少し上がるとすぐに売られるということだろう。
 
 銀行株がさらに大きく上昇しており、売られすぎの修正から目先的には買われすぎている感じだ。米国でも景気敏感株が出遅れから買われて、今度は買われすぎというところまできており、相場全体が買われすぎという雰囲気もでている。
 
 買われ過ぎ感が強いだけにちょっとしたことで手仕舞い売りを急ぐことになるのだろう。ここで手仕舞い売りだけでなく空売りが増えるようであれば、さらに上値も期待されるが、さすがに買われ過ぎ感が強く、指数に影響の大きな銘柄を中心に調整感が出るだろう。
 
 一方で、再投資の買いが相変わらず期待されているようだ。実際に再投資をするとしても上値を買い上がるということでなく、下がれば下がったで下値で買うということなのだから、再投資があるからということでもなく、買われすぎには注意ということだろう。
 
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日経平均と騰落レシオ

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金利は市場が決めるものでFRBが決めるものではありません。中央銀行は操作をしますが、最終的には市場にはかなわない。パウエル議長を始めメンバーが何を言って市場の前には屈服するんです。市場に逆らった場合は市場がパニックになるか中央銀行がパニックになるかです。経済が復興するのであれば、自ずと金利は上がる。自明の理です。但し、金利が上がっても株価が下がるとは限らないところが難しい。米国の市中資金はまだまだ株式市場に流入するでしょう。ここから2週間は強気で行くのかもしれませんが、非常に脆弱です。私は跳ねれば売り、下げても買わない方針です。4月以降は上げても下げても売りのみで行く計画です。
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