昨日は米消費者物価指数が予想0.2%に対して
結果は0.8%と予想を大幅に上回りドル買いに。
ドル円は108円後半の水準から109円後半まで急騰し、
再び強い動きとなってきました。
本日東京市場では一時109.78まで上値を伸ばし、
5/3高値(109.69)を更新していますが、
10時45分時点では上値が重く戻されていますね。
そのため、現時点ではまだ買いポジションを取りませんが、
本日もドル買いや円売りで続伸するようであれば、
買い注文を発注したいと考えています。
【ドル円 日足チャート】
ただし、注意したいのは株価の下落。
昨日の米消費者物価指数の上振れから
早期の金融緩和縮小が懸念され米10年債利回りが1.7%付近まで上昇。
米金利の上昇はドルにとっては買い材料ですが、
株価にとっては売り材料。
NYダウ平均株価は681ドルの下落となっており、
日経平均株価は10時45分時点で500円以上の下落。
こうした株価の下落に伴う円買いがドル円の上値を抑えたり、
下げに転じさせる可能性もありますので、
値動き次第では買いを見送る、売りに転じるなど対応も必要でしょう。
あとは、今後の値動きを確認しながら判断致しますので、
また、何か目立った変化などございましたら
改めて解説させて頂きます。
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
14:00 [日本] 4月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
21:30 [アメリカ] 4月卸売物価指数
21:30 [アメリカ] 前週分新規失業保険申請件数
21:30 [アメリカ] 前週分失業保険継続受給者数
25:00 [イギリス] ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言