THE BIG PICTURE
EUR/USD
- イランと世界の列強六カ国が核開発計画抑止協定を締結したことを受けて、月曜日、原油と金の価格は、激に低下した。イスラエルとアラブ諸国による反対が、その下落に歯止めを掛けた。週末に掛けて、ECBの理事会は、同行は、必要があればさらなる措置を取る用意があると発言した。ドイツの企業景況感が予想を上回ったため、金曜日、EURは、対USDで堅調に推移した。JPYは、欧州各国とイランの間の協定締結を受けて強含んだ。しかし、投資家がJPYをキャリートレードに利用しているため、JPYは依然として圧力下に置かれている。AUDは、3ヵ月ぶりの底値に達した。
- 本日発表される主な経済データは見当たらない。米国の10月の仕掛住宅販売は、9月の-5.6%から一転して1.1%の上昇を示すと予想される。しかし、前年比は、+1.1%から-1.0%になると予想される。11月のダラス連銀製造業指数も、本日、発表される予定で、3.6から5.0への上昇が予想される。
- 今週火曜日以降では、火曜日に、米国から、11月の消費者信頼感指数と共に、より多くの住宅データが発表される。また、ニュージーランドの10月の貿易収支に加え、日銀の直近の会議の議事録も発表される。水曜日には、ノルウェーが、レイバー・フォース・サーベイの9月の失業率を発表し、英国は、第3四半期のGDP速報値を発表する。米国からは、10月の耐久財受注指数、11月のミシガン大学消費者信頼感指数、10月のコンフェレンス・ボード先行指標が発表される。木曜日には、ドイツの失業率とドイツの11月のCPI速報値が発表される。ユーロ圏も、11月の消費者信頼感の確報値を発表する。最後に、金曜日には、日本の失業率と10月のCPIデータが発表される。ノルウェーの11月の失業率、ユーロ圏の同月のCPI速報値、ユーロ圏の10月の失業率も発表される。カナダもGDPに関するデータを発表し、英国からは、11月の全英住宅価格指数が発表される。
EUR/USD
- EUR/USDは、金曜日、上昇し、再び1.3500を上方突破した。同ペアは、現在、前回の水色の上昇トレンドラインを試しつつあり、これを上方突破すれば、より大きな強気な兆候となる可能性がある。一方、最近の上昇の波が単なるトレンドラインに対する試しに過ぎなかったとすれば、弱気筋は、この攻防を下方に押しやり、1.3500を下回る領域を目指すだろう。RSIが70水準近くでレジスタンスを見出した後低下する一方、MACDは、トリガーとゼロラインのいずれをも上方にクロスするなど、当社の短期的分析は、まちまちな兆候を示している。
- サポート: 1.3500 (S1), 1.3414 (S2), 1.3321 (S3)
- レジスタンス: 1.3578 (R1), 1.3662 (R2), 1.3782 (R3)
- USD/JPYは大幅に上昇し、101.36のバリアー(金曜日のレジスタンス)を突破した。私は、同ペアは引き続き上昇し、102.40(R1)のレジスタンス水準を試すとみている。レートは、より高い高値とより高い安値を更新しつつあり、50期間移動平均が200期間移動平均を上回っていることから、価格動向に対する支持が見られ、短期的トレンドは依然として上昇トレンドにある。日足チャートでは、レートは、シメトリカル・トライアングル・フォーメイションの上限を上回って推移しており、向こう数週間の同ペアの上昇を示唆している。
- サポート: 101.36 (S1), 100.43 (S2), 99.55 (S3)
- レジスタンス: 102.40 (R1), 103.60 (R2), 105.25 (R3)
- GBP/USDは引き続き上昇し、1.6147(S1)のサポートと1.6260(R1)の天井の間に留まった。私の意見では、ロング派は、彼らの動きを続け、1.6260(R1)のバリアーに達する可能性があるとみている。しかし、レートは、その水準で強いレジスタンスを見出すと予想され、そのように試した後に、下落の波が訪れる可能性がある。RSIは依然として70水準近くにあり、近い将来戻しがあるという私の疑念を裏付けている。
- サポート: 1.6147 (S1), 1.6052 (S2), 1.6000 (S3)
- レジスタンス: 1.6260 (R1), 1.6375 (R2), 1.6442 (R3)
- 金は若干低下し、1251(R1)のレジスタンス・バリアーを下回る水準に留まった。右肩下がりのチャネルと、価格が両移動平均を下回って推移していることによって示されている通り、金のトレンドは下落トレンドである。価格が下落の道を辿り続ければ、1211(S1)のハードルを試すと予想される。
- サポート: 1211(S1), 1177 (S2), 1155 (S3)
- レジスタンス: 1251 (R1), 1269 (R2), 1290 (R3)
- WTIは、95.36(R1)水準と右肩下がりのチャネルの上限でレジスタンスを見出した後、下落した。価格は現在、93.14(S1)の強力なサポートに向けて推移しており、これを明らかに突破すれば、91.22(S2)のバリアーに向けたイクステンションが生じるだろう。MACDは、プラスの領域にあるものの、トリガーラインを下方にクロスしており、RSIは、青色のサポートラインを下方に突破した。右肩下がりのチャネルと、50期間移動平均が引き続き200期間移動平均を下回っていることによって示されている通り、トレンドは引き続き下落トレンドである。
- サポート: 93.14 (S1), 91.22 (S2), 89.32 (S3)
- レジスタンス: 95.36 (R1), 98.81 (R2), 101.00 (R3)