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Daily Commentary - 12月05日2013年

発行済 2013-12-05 20:32
更新済 2019-12-18 20:45
THE BIG PICTURE
  • 水曜日、まちまちとなった米国の経済レポートの発表後、USDはその他の主要な通貨に対して上昇し続けた。ADPレポートは、米国の民間の雇用者が、先月、この1年間で最大の増加数となる21万5千人の求人を追加したことを示し、米国の貿易赤字は、9月の430億ドルから10月は406億ドルに縮小した。しかし、11月の非製造業購買担当者指数は、10月の55.4から53.9へと低下した。投資家は、金曜日に、影響力のある米国の雇用統計を控え、慎重になっている。雇用統計が予想よりも良かった場合、FRBによる金融刺激策の縮小への期待が増大し、USDを押し上げる可能性がある。投資家が、本日にECB会議を控え、大きなポジションを取ることに消極的であるように見受けられる中、EURは対USDで堅調に推移した。ECBは、いかなる新たな政策措置も阻止すると予想されている。JPYは、木曜日、投資家が、重要なイベントを控えて投資を控えたため、対EURで5年ぶりの買い控えとなり、対USDでは6ヵ月ぶりの安値となった。GBPは堅調に推移し、今週の前半に達成された2年ぶりのピークからさほど遠くない水準にとどまった。中央銀行の政策立案者が本日会合を持ち、主要金利を0.5%で据え置くことはほぼ確実である。AUDは、第3四半期のGDPが投資家を失望させたため、1%超低下し、3ヵ月ぶりの低水準に達した。カナダ銀行は、金利を据え置き、見通しに関してはよりハト派的な方向に傾いた。CADは、水曜日、対USDで3年半ぶりの低水準に達した。
  • 米国の原油先物価格は、政府のデータが、米国の在庫における予想外の減少を示したため、ジリ高となり、4日連続での上昇となった。OPECが石油の共同生産上限の更新に賛成し、何人かのメンバーが来年の生産量の引き上げに言及したことを受けて、ブレント原油は木曜日、ジリ安となった。水曜日、OPECは、2014年上半期に関して、産出目標を1日当たり3千万バレル(bpd)で据え置くことに合意している。金は、木曜日、ショート・カバリング・ラリー後にジリ安となった
  • 金融政策が再び本日の為替市場の焦点となるだろう。ノルウェー銀行、イングランド銀行、ECBが、政策会合を開催する。市場はいずれも変わらずと予想するなか、焦点はいつも通り、ECBのマリオ・ドラギ総裁による記者会見と、同行の経済に対する予想となるだろう。
  • 米国における指標に関しては、第3四半期のGDPに対する2回目の速報値は、年換算後で+2.8%という第1回速報値から、今回は3.1%の上昇を示すと予想される。週1の11月30日分の失業保険申請件数は3万1600件から3万2100件になると予想され、10月の製造業受注は、9月の前月比+1.7%から前月比1.0%の低下に転じると予想される。その他の地域では、カナダの10月の建築許可件数が、9月の前月比+1.7%から減速して1.0%の上昇を示すと予想される。本日、FOMCからは2名のメンバーが発言する。アトランタ連銀総裁のデニス・ロックハート氏が、経済と金融政策について発言し、ダラス連銀総裁のリチャード・フィッシャー氏が「連邦市場準備金操作と景気の最新情報」について発言する。
THE MARKET

EUR/USD

  • EUR/USDは下落したが、1.3525(S1)でサポートを見出した後、上昇して、再び1.3600(R1)のハードルを試した。このバリアーを上方突破すれば、1.3662(R2)にある次のレジスタンスと、右肩上がりのチャネルの上限をターゲットにする可能性がある。レートがチャネル内にとどまる限り、青色のチャネルによってマークされたトレンドが引き続き有効である。短期的モメンタム分析は、中立的水準近くにあり、価格動向の次の方向性のある動きに関して何も手がかりを提示していない。
  • サポート: 1.3525 (S1), 1.3414 (S2), 1.3317 (S3)
  • レジスタンス: 1.3600 (R1), 1.3662 (R2), 1.3731 (R3)
USD/JPY

  • USD/JPYは、昨日低下し、青色の上昇トレンドラインを下方突破した。101.90(S1)のバリアーを明らかに下方突破すれば、101.12(S2)のサポートと、上昇トレンドの38.2%フィボナッチ・リトレースメント水準の間の領域を目指す可能性がある。MACDと価格動向との間にはマイナスの差が認められ、トレンドの趨勢が減退しつつあることを示唆している。一方、価格は、50期間移動平均でサポートを見出し、この領域での反発によって、バイアスが再び上昇に転じる可能性がある。週足チャートでは、シメトリカル・トラインアングルの事実上の脱出を受けたその後の動きは引き続き有効であり、比較的短期的な枠組みに対するいかなる下落の動きも、リトレースメントであると考えたい。
  • サポート: 101.90 (S1), 101.12 (S2), 100.27 (S3)
  • レジスタンス: 103.36 (R1), 105.24 (R2), 106.87 (R3)
EUR/GBP

  • EUR/GBPは、右肩下がりの下限と、0.8255(S1)のサポート水準から反発した後、上昇した。調整的な波が続けば、チャネルの上限でレジスタンスを見出すと予想される。価格が、青色の右肩下がりのチャネル内で、より低い高値とより低い安値を更新しつつあり、50期間移動平均が200期間移動平均を下回っているため、短期的トレンドは引き続き下落トレンドである。
  • サポート: 0.8255 (S1), 0.8221 (S2), 0.8081 (S3)
  • レジスタンス: 0.8316 (R1), 0.8385 (R2), 0.8413 (R3)


  • 金は大幅に上昇したが、この上昇は、トライアングルの下限で歯止めが掛かった。1254(R1)のレジスタンスが維持される限り、予想は引き続き中立的で、この水準を上方突破した場合だけが、さらに上昇すると予想するための根拠となるだろう。我々のテクニカル・スタディーのシグナルはまちまちとなった。我々のオシレーターと価格動向との間にプラスの差が認められるが、移動平均の弱気なクロスは依然として有効である。
  • サポート: 1227(S1), 1210 (S2), 1180 (S3)
  • レジスタンス: 1254 (R1), 1269 (R2), 1290 (R3)
原油

  • WTIは横ばいとなり、昨日の始値水準近くにとどまった。短期的ピーク(前回のピークよりも高い)の最初の段階を経験し、本日中に、結果的に戻す可能性もある。RSIは依然として買われ過ぎで、この領域の脱すれば、前述のシナリオを裏付けることになるだろう。50期間移動平均が200期間移動平均を下回っているが、上方を目指しつつあるため、近い将来の強気なクロスによって、新たな上昇トレンドの確立に対する優位性が高まるだろう。
  • サポート: 95.36 (S1), 92.00 (S2), 90.10 (S3)
  • レジスタンス: 98.81 (R1), 101.10 (R2), 103.15 (R3)

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